キャベツ基本データ

• 原産：地中海沿岸
• 分類：アブラナ科アブラナ属
• 九州の出荷時期：周年
• 九州の主な産地：鹿児島・熊本

九州産キャベツにはこんな品種、種類、ブランドが！

• 若松潮風キャベツ：
• 真生ミネラルしおキャベツ：
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• 九州では周年生産され出荷されている
• 九州では12月〜5月のキャベツが特に美味しい

九州産のキャベツは周年生産され出回っています。その中でも美味しいキャベツが収穫される時期はいつかというと、12月〜5月、冬〜春にかけてとなります。冬キャベツ、春キャベツの時期です。

アブラナ科に属すキャベツは、ビタミンC、ビタミンK、キャベジン（ビタミンＵ)などのビタミンを多くみます。注目はキャベジンで、胃腸の粘膜を保護する働きがあり、胃・十二指腸かいようを予防するといった作用があるそうです。ビタミンＫは骨からカルシウムが流れるのを防ぐ作用や（骨粗しょう症予防）、血液の凝固作用という働きがあり、かすり傷などの治りが早くなる効果が期待できます。

キャベツからビタミンを効率よく摂取するには、生で食す場合には水にさらさない（）、そして、茹でない。これが基本です。ビタミンが水に溶けて減少するためです。ですので、加熱調理の場合は、蒸す、炒める、味噌汁やスープ類にて食べることをおすすめします。*調理するとキャベツの細胞壁が壊されるので、生よりも栄養吸収されやすくなりますよ。

• 100gあたり
• カロリー：23 kcal
• 脂質：0.2 g
• ナトリウム：5 mg
• カリウム：200 mg
• 炭水化物：5.2 g
• たんぱく質：1.3 g
• 食物繊維：1.8 g
• 糖質：3 g
• 水分：92.7 g

• 春キャベツは巻きがゆるく緑色が濃く、手にとって軽いもの
• 冬キャベツは巻きが固く、隙間なくしまっていて、ずっしりと重いもの
• 切り口がみずみずしくて中心部分に傷やシミのないもの

春キャベツと冬キャベツとでは、美味しさのポイントが違います。春キャベツは、形が丸く、葉が柔らかく巻きは緩やか、緑色が濃く、軽いものを選ぶと良いでしょう。生食や漬物に向いています。

冬キャベツは、形は楕円形、葉は硬めでしっかり巻いていて、ずっしりと重いものがいいでしょう。水分が少ないので煮込み料理や炒め物、蒸し料理に向いています。

切り口が茶色を帯びているもは鮮度を失いつつあるものなので避けた方がいいです。また、切り口（芯）に包丁などで切り込みを入れ保存すると長持ちしやすいです。