スイカ基本データ

• 原産：アフリカ南部
• 分類：ウリ科スイカ属
• 九州の出荷時期：4月〜7月
• 九州の主な産地：熊本県・長崎県

九州産スイカにはこんな品種が！

• 春のだんらん：甘みが強く、シャリ感も良好で食味に優れた、大玉スイカ
• 祭ばやし：糖度が高くまろやかな味わいでシャリ感を楽しめる。縞模様も美しい、大玉スイカ
• ひとりじめbonbon：高級感のある暗緑色の果皮が特徴。ひとりじめしたくなる、小玉スイカ
• サマーオレンジ：幻と呼ばれる黄色品種のスイカです。

• 熊本では周年栽培、出荷されています。最も収穫量が多くなるのは4月〜6月です。
• 長崎県の小玉スイカは4月下旬〜8月上旬にかけて出荷されます。
• 九州全体でハウス物の収穫は4月から7月の間、最盛期を迎えます。
• 露地物が出回るのは、7月上旬〜8月上旬ごろ。収穫されたものは、道の駅や直売所に並びます。

スイカの果肉部分は90%が水分だと言われており、喉の渇きを癒し、熱中症予防に役立ちます。また、ブドウ糖、果糖、などの糖分を含んでいますので、疲労回復などにも効果を期待できます。

スイカの皮には注目されるアミノ酸の一種シトルリンが豊富に含まれており、腎臓の働きを助け、体内の老廃物を流し、血液の流れをよくする作用があると言われます。一手間かかりますが、浅漬けなどにして食べたい食材ですね。

• 100gあたり
• カロリー：37 kcal
• 脂質：0.1 g
• ナトリウム：1 mg
• カリウム：120 mg
• 炭水化物：9.5 g
• たんぱく質：0.6 g
• 食物繊維：0.3 g
• 糖質：9.2 g
• 水分：89.6 g

• しま模様がはっきりとしていて、触ると凸凹している
• つるの部分がくぼんでいて、周りが盛り上がったよう
• カットスイカなら、皮の白い部分と赤い部分の境目がはっきりとしている

スイカを叩き、食べごろかどうか判断するのは、慣れが必要ですのでここでは、見た目による見分けかたを記しました。ちなみにポンポンとした澄んだ音だと食べごろの美味しいスイカだと言われています。

カットスイカを選ぶときは、皮の白い部分と赤い部分の境目がはっきりとしていて身が崩れていない、タネが黒々としているものを、丸ごとだと、艶があり縞模様が濃く触ると凸凹していて、ツルの付け根の部分が少し凹んだものを選ぶと良いでしょう。