ビワ基本データ

• 原産：中国南西部
• 分類：バラ科ビワ属
• 出荷時期：1月下旬～6月
• 九州の主な産地：長崎・鹿児島

九州産ビワにはこんな品種が！

• 茂木：びわの主流となっている品種。
• なつたより：甘味は強めで酸味は控えめの新品種
• 涼風：大きめの果実で糖度の高い新品種
• 陽玉：甘みと酸味のバランスがとれた絶妙な味わい
• 福原早生：果実が大きく、ボリューム感はトップクラス

• 鹿児島ではビワの収穫時期は2月~6月
• 長崎ではハウスものが1月下旬～5月下旬、露地ものが5月下旬～6月中旬
• 本格的に出回るのは4月~6月

露地栽培もまだまだ行われいるため、収穫期間の地域差があります。種子島、奄美大島など島しょ部で生産されるビワは、温度条件のおかげで熟期が早く、2月から出荷されます。

長崎県ではハウス栽培が盛んなため、早い農家では、1月下旬ごろ収穫が始まります。

ベータカロチンの含有量は果物の中ではトップクラスとも言われています。ベータカロチンは体内でビタミンAに変わり、体の免疫力を高めてくれます。また、カリウムや食物繊維などが豊富に含まれています。

ビワの葉には、アミグダリン、タンニン、サポニン、クエン酸、ブトウ糖などが含まれており、ビワの葉茶やビワエキス、びわの葉のお風呂などに使われています。

• 100gあたり
• カロリー：40kcal
• 脂質：0.1g
• ナトリウム：1 mg
• カリウム：160 mg
• 炭水化物：11 g
• たんぱく質：0.3g
• 食物繊維：1.6g
• 糖質：9.0g
• 水分：88.6g

• ヘタがしっかりとしている
• 果皮が透き通ったような鮮やかなオレンジ色
• 果実にうぶ毛があり、果粉（ブルーム）が残っている

ヘタがしっかりとしていて、果皮が透き通ったような鮮やかなオレンジ色のもので、果実にうぶ毛があり、果粉（ブルーム）が残っているものを選びます。表皮にしわやたるみ、茶色くなった部分のあるものは避けた方が良いでしょう。